今日のお昼の番組で、プロが撮った写真を
芸能人が見極める内容の簡単なクイズをやっていた。
日本に一人しかないという航空写真家の写真3枚のうち
1枚の失敗作を当てるという単純な内容だっだ。
さすがにプロだけあって、どれも綺麗な写真だった。
4組の回答者がそれぞれ失敗作と思われる写真を選んだが
それが上手い具合にバラバラにチョイス(笑)
それぞれが選んだ理由をそれなりに答えていたが
その人がそもそも持っている感性が出ていておもしろかった。
写す側が失敗作だと思っていても、それは撮った人の感性であり
それを見る側にとっては最高の出来と判断することさえある。
より多くの人に好まれる写真が、本人にとっての傑作ではない。
裏を返せば、多く人が感動する写真を提供できる人が
たくさんの賛同を得られ、俗に言う「上手い写真」と評価される。
が、これが目の肥えた写真家や評論家が選ぶと、
違う写真が「上手い」と言われるのは不思議でならない。
その世界だけのマスターベーションでしかないような・・・。
写真を見る側って、その多くが一般ピープルであり
それらの人々にそっぽを向けられる写真なんて
写真として意味があるのかも疑問だ。
が、その写真でさえ、撮った写真家にとってはオンリーワンであり
一般ピープルの評価なんて気にしないんだろう。
それでオマンマが食え、納得できてるのなら言うことはない。
プロになるとクライアントの要望を叶えなくちゃいけないから
自分の欲求する写真が撮れなくても
クライアントが納得できる写真さえ撮れれば良いわけで
その善し悪しはそれほど重要ではない!と言う人も・・・。
好きな時に好きなものを好きなように撮る。
趣味に徹していた方が楽しいかも知れないな。
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